
CBGとは?カンナビノイドの中での位置づけ
CBG(カンナビゲロール)は、大麻植物に微量しか含まれない希少なカンナビノイドです。CBGA(カンナビゲロール酸)はTHCやCBDの前駆体であり、“カンナビノイドの母”とも呼ばれています。
CBGには精神活性作用はなく、**集中力・消化器ケア・メンタル安定**といった目的で注目されています。
CBGの主な特徴
- 非精神活性(ハイにならない)
- ドーパミン系に作用する可能性
- 腸管や神経細胞に対する保護的作用
- 抗菌・抗酸化特性も報告されている
CBGが集中力に与える影響
CBGは、ドーパミン受容体(D2など)に間接的に作用するとされており、**意欲・モチベーション・集中力の維持**をサポートする可能性があります。
CBDがリラックス・鎮静寄りであるのに対し、CBGは**“覚醒的チル”**と呼ばれるような、落ち着きながらも前向きに動ける状態をサポートします。
CBGと胃腸ケア(炎症性腸疾患など)
近年の研究では、CBGが**腸の炎症抑制**や、**胃腸管の蠕動(ぜんどう)運動調整**に関与する可能性が報告されています。
特に炎症性腸疾患(IBD)や過敏性腸症候群(IBS)への緩和効果が期待されており、**CBDとはまた違うアプローチ**ができる成分として注目されています。
CBGとストレスへの影響
CBGは、セロトニン受容体(5-HT1A)やGABA系への間接作用を通じて、**不安やイライラを穏やかに抑える**働きが期待されています。
ただし、CBDほど“眠気”を誘発しにくいため、**日中のストレス対策や思考の整理に向いている**とも言われます。
CBGのおすすめ使用タイミング
- 朝〜昼:集中したい時、仕事・勉強前
- 食後:胃腸が重たいときのサポート
- 不安感が高まりやすい場面(会議・通勤など)
よくある質問(Q&A)

Q. CBGは眠くなりますか?
A. 基本的に覚醒・集中寄りの作用とされており、眠気は出にくいです。
Q. CBDとCBGは一緒に使えますか?
A. はい、むしろ併用による“アントラージュ効果”が期待され、バランスの良い体感が得られやすくなります。
Q. 胃腸への作用は副作用ではありませんか?
A. 現在の研究ではCBGは炎症を抑える方向に働くとされており、消化器へのサポート効果が注目されています。
Lil.Ganja編集部の視点|CBGは“考える人”の味方
CBDが「ととのえる」なら、CBGは「動かす」。
Lil.Ganjaでは、CBGを**“ストリート脳のエンジンオイル”**みたいな存在だと思っています。
「脳がガチャガチャして集中できない」「胃腸にストレスが出やすい」──そんな現代人にこそ必要なのがCBG。
ハイにもならず、眠くもならない。だけど確実に“切り替わる”感じ。
CBDと違ってクセが少ない分、「ちょっと試してみたい初心者」にもおすすめできるカンナビノイドです。